本研究は、強みに焦点をあてた認知行動療法(Strengths-based Cognitive Behavioral Therapy(SB-CBT; Padesky & Mooney, 2012)の日本語版プログラムを作成し、プログラムの実施可能性,安全性,および、うつ病の予防や再発予防における有効性を検証し、今後予定されるランダム化比較試験の基盤構築を行うことを目的としていた。本研究を通じて、日本文化・臨床現場に即したSB-CBTのプログラムを開発した。プログラムに沿った患者用資料やワークシート等の整備を行い、臨床試験実施のための準備を行った。
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