ケプラーデータの中から、1-3回しかトランジットを起こさない長周期惑星をGPUを用いた検出を行い、計67個の長周期惑星を同定した。この結果によると半径にして海王星サイズのものが1 AU付近に多く存在することが分かった。これは、マイクロレンズによる晩期型星まわりの結果が、太陽型星まわりにおいても成り立つことを示しており現在の惑星形成論では説明の難しい観測結果となっている。新しい惑星大気検出法としてHigh-Dispersion Coronagraph を可能とする装置をすばる望遠鏡のSCExAOとIRDを接続するプロジェクトREACHを通じて作成し、ファーストライトを行うことに成功した。
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