本研究の1年目に、電力供給システムをモデル例としてModelicaによるシステム評価とその評価結果を踏まえた代替案生成方法を提案した。この結果は設計工学分野のJAMDSM誌に採択された。最終年度では、スマート製造システムを例として採用し、より広範にわたる構成要素や物理現象、その他の知識表現を扱うためのCDSの拡張を試みた。スマート製造システムが持つ機能を洗い出し、スマート製造システムの運用時の使われ方と各機能との関係を分析し、設備などの要素を組み合わせ、離散事象シミュレーションで実行可能なスマート製造システムモデルの構築に成功した(Procedia CIRP誌に採択)。
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