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2019 年度 研究成果報告書

地盤-都市系の連成地震応答解析手法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K14719
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 構造工学・地震工学・維持管理工学
研究機関東京大学

研究代表者

藤田 航平  東京大学, 地震研究所, 助教 (00744856)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード有限要素法 / 地震応答解析 / 高性能計算
研究成果の概要

本研究では,デジタル都市データから地盤と地下・地上構造物群の高詳細3次元有限要素法モデルを自動構築する手法,及び,近年の計算機アーキテクチャに適した高速な大規模有限要素地震応答解析手法を開発することで,地盤-都市系の詳細な連成地震応答解析を行った.地盤・地下街・地上構造物を含む一体モデルを超高分解能で解析することで,地下街による地盤内部の波動場が変化し,その影響で地表面応答が変化するなど,複雑な応答が得られることを確認した.

自由記述の分野

計算地震工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高層ビル・インフラ・地下街などが複雑に入り組む都市中枢部においては,地震時に複雑な波動場が生じ,構造物を個々に評価した際には見られない地震応答が発生する可能性がある.このような特性の評価には,地盤-都市系の詳細な3次元連成解析を使うことが合理的である.本研究により,複雑に入り組んだ都市の耐震特性を定量的に分析できるようになり,都市系の耐震設計の安全性・合理性の向上につながると期待される.

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公開日: 2021-02-19  

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