研究成果の概要 |
本研究は、進行中の大規模疫学研究(魚沼コホート研究、40歳以上、N = 39,764)の枠組みを用い、慢性腎臓病(CKD)の新規発症例を収集し、CKDの生活習慣関連リスク因子を明らかにすることを目的とした。5年後アンケートによる自己申告CKDの新規発症は回答者(n = 30,495)の2.8%であった。CKDの生活習慣関連因子として、一部同様のコホート調査を含めたベースライン調査データを用い、食事性酸負荷やナトリウム/カリウム比とアルブミン尿の関連や、筋力(握力)と腎機能の関連について、分析することができた。
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