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2018 年度 研究成果報告書

GATA-2を介した炎症性サイトカインの産生制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K16175
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 血液内科学
研究機関東北大学

研究代表者

小野寺 晃一  東北大学, 医学系研究科, 助教 (80792291)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワードGATA-2
研究成果の概要

MonoMAC症候群は、単球および樹状細胞欠損を特徴とし、非定型抗酸菌感染症、骨髄異形成症候群や急性骨髄性白血病の発症を来す疾患である。MonoMAC症候群では片方のアリルのGATA2遺伝子変異によるGATA2タンパク質の量的異常を呈していることが原因であるため、野生型GATA2タンパク質の発現を誘導する事が治療戦略の1つとなり得る。しかしながら、現在のところ、GATA2遺伝子の上流の制御機構については十分に明らかになっていない。本研究では樹状細胞の一部が単球から分化していることに着目し、単球細胞株U937を用いてGATA2遺伝子の発現レベルを評価するバイオアッセイ系の構築に成功した。

自由記述の分野

血液内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

MonoMAC症候群では片方のアリルのGATA2遺伝子変異によるGATA2タンパク質の量的異常を呈していることが原因であるため、野生型のGATA2の発現を誘導することが治療戦略の1つとなり得る。今回樹立したGATA2バイオアッセイ系を用いたスクリーニング法はGATA2遺伝子の上流制御機構の解明やMonoMAC症候群をはじめとする難治性疾患に対する新規治療薬の開発に一助となることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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