VX2肺腫瘍モデルに対してRFAと局所進行肺癌の標準治療のPlatinum-Based Doublet Chemotherapy(白金製剤と抗癌剤の併用する化学療法)を併用することでRFA後の鬱血帯に薬剤の集積が亢進するかを検討した。うさぎVX2肺腫瘍モデルで、RFA直後に抗癌剤を投与した併用群、抗癌剤の静脈内投与のみを行った抗癌剤単独群を作成、治療1週間後に腫瘍部、腫瘍辺縁の鬱血帯、正常肺のプラチナ濃度を測定し統計学的解析を行った。 今回、腫瘍と腫瘍辺縁の鬱血帯でのプラチナ濃度に有意差がでなかったが、純粋な腫瘍部や鬱血帯の収集が困難であったことが原因と推測する。
|