今後の研究の推進方策 |
前年度に行った実験で同定されたレクチンやそのレクチンに関連する蛋白、糖転移酵素などについて免疫組織化学染色を行い、発現部位や発現強度を調べる。高分化型癌、中/低分化型癌でそれぞれ高発現を呈するレクチン、蛋白、糖転移酵素などの発現を同定する。 また、同定されたレクチンやレクチンに関連する蛋白、糖転移酵素が、分化度や脱分化に関連するマーカーとなるか検証する。臨床病理学的因子(脈管侵襲, 単発/多発,腫瘍径,肝内転移, stage,再発,予後など)との関連を統計学的に検討する。これにより予後予測マーカーとしての有用性を検討する。
|