ヒト血管内皮細胞およびヒト血管平滑筋細胞の培養法を確立し、エクソソームを抽出した。超遠心法、共沈法、免疫法の各方法で抽出されたエクソソームをフローサイトメータ、動的光散乱装置によって解析したところ、共沈法による抽出法が最も量的な抽出量が多いことがわかった。並行してApoEノックアウトマウスを用いて、アンジオテンシンII持続投与ポンプを用いて刺激し、大動脈瘤形成マウスを作成できた。血清飢餓環境下においたヒト平滑筋細胞に対してアンジオテンシンII刺激を行い、増殖型マーカーであるSmembの発現を確認できた。同細胞よりエクソソームを抽出した。今後追加検討を行う。
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