研究課題/領域番号 |
17K16734
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
浜口 英佑 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 徳島大学専門研究員 (60709575)
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研究協力者 |
田中 克哉 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 教授 (30263841)
酒井 陽子 徳島大学, 病院, 特任准教授 (90711862)
堤 保夫 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 准教授 (90523499)
角田 奈美 徳島大学, 病院, 講師 (00622606)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 吸入麻酔薬 / 虚血再灌流実験 / GLP-1 / プレコンディショニング |
研究成果の概要 |
グルカゴン様ペプチドー1(GLP-1)受容体作動薬は、近年本邦においても臨床承認され糖尿病患者に対して広く使用されている。GLP-1は小腸のL細胞から分泌されるペプチドであり、近年の研究によるとGLP-1受容体は心機能の制御や虚血に対する心筋保護作用についても報告されている。 そこで本研究は、イソフルラン・GLP-1受容体の心筋保護作用に対し、その作用のエンドエフェクターとして考えられているミトコンドリア・ダイナミクスがこれらに与える影響を明らかにした。
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自由記述の分野 |
麻酔科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プレコンディショニング作用がある様々な薬剤が研究されているが、臨床応用に至っている薬剤は少ない。申請者は、小腸のL細胞から分泌されるGLP-1がイソフフランによる心筋保護作用に関与することを明らかにした。しかしながら、そのメカニズムの全容は明らかではない。 そのため、周術期患者においてもGLP-1と吸入麻酔薬との相互作用を明らかにすることは、臨床的にも極めて重要であると思われる。
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