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2019 年度 研究成果報告書

膀胱癌に対するプラズマを用いた新規膀胱温存療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K16798
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 泌尿器科学
研究機関高知大学

研究代表者

福原 秀雄  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (20527600)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード膀胱癌 / プラズマ医療 / アポトーシス
研究成果の概要

低温大気圧プラズマを培養液に照射して、培養液中に発生したラジカルによる間接的な相互作用である抗腫瘍効果に着目し、研究を進めてきた。そして、培養液にプラズマを照射すると種々の化学反応による活性型ラジカルが発生し、それが膀胱癌細胞に対して細胞内シグナル伝達経路の活性化を誘導して、アポトーシスを引き起していることを突き止めた。膀胱は管腔臓器であり、プラズマを照射した治療液を膀胱内に注入することができる。この方法は“膀注療法”において、その効果を最大限に引き出すことが可能である。

自由記述の分野

泌尿器腫瘍

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、プラズマを用いた新しい治療法により膀胱癌対する良好な効果を認めた。今後は更なるメカニズムを解明し、膀胱癌に対する新たな膀胱温存療法の開発が大いに期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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