本研究は、研究期間中に所属機関の異動、COVID-19の影響による業務体制の制限等の影響もあり、計画当初予定どおりの研究計画進行は難しかった。特に、所属機関の異動によって大幅に業務内容が変更になり研究に避ける時間が大幅に減少したことが原因の一つである。さらに動物の飼育環境を含む実験環境の整備にも時間を要し、前所属で確立したマウス卵子エクソソームを大量入手方法の立ち上げ(再現)に時間を要した。一方、そういった環境の中でも、可能な限り研究を進め、卵子エクソソーム中には、卵子側の膜融合因子が存在することを明らかにし、本研究に関連した配偶子膜融合に関わる研究について論文発表した。
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