味覚野を同定するために初回刺激としてアイソレイターを用いて電気刺激によるフラビン蛋白蛍光反応を確認した。マウスの舌表面に電気刺激を与え、過去の報告と一致した中大脳動脈の周囲に蛍光反応を捉えることができ、強度依存性も確認した。 次に甘味刺激、苦味刺激、蒸留水による蛍光反応を確認した。刺激方法は各刺激を舌へ手動によって滴下した。蒸留水(無味刺激)では反応は認めず、甘味と苦味で反応の強度の違いを認め味覚野を同定した。しかしながら味覚MAPの同定まで至っていない。 現在外部トリガーからシリンジポンプを使用して任意のタイミングで味覚水、蒸留水を滴下することが可能となった。
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