研究課題/領域番号 |
17K17205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
秋野 徳雄 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (10736002)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 未焼成ハイドロキシアパタイト/ポリ-DL-乳酸 / 遺伝子組換えヒトbFGF / 塩基性線維芽細胞増殖因子 / 垂直的骨造成 / 骨補填材 / 血管新生促進作用 / 新生血管増生 / 骨形成 |
研究成果の概要 |
研究開始当初の背景:術者及び患者の負担を軽減するために近年様々な骨補填材が開発され,インプラント治療においても応用されている.これらの材料形態は顆粒状であるため広範囲に及ぶ 水平的な骨吸収や高度に萎縮あるいは欠損した顎骨の骨造成には自家骨移植(オンレーグラフト法)が一般的に行われている.先行研究において、垂直的骨造成を目的とした立体形状を有する多孔性の未焼成ハイドロキシアパタイト/ポリ-DL-乳酸(以下,uHA/PDLLA)ブロックの垂直的骨造 成における有用性を検討した。その結果、FGFを添加することにより早期の骨形成及び新生血管増生の促進が認められた.
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自由記述の分野 |
骨再生
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
患者の負担を軽減するために近年様々な骨補填材が開発され,インプラント治療においても応用されている.しかし,これらの材料形態は顆粒状であるため広範囲に及ぶ 水平的な骨吸収や高度に萎縮あるいは欠損した顎骨の骨造成には自家骨を形態修正し骨接合スクリューにて固定する自家骨移植(オンレーグラフト法)が一般的に行われている。そのため依然として、負担が大きい治療法であり、今回研究中の補填材が臨床応用されることにより、手術の簡略化・侵襲の軽減が可能になり研究の社会的意義は大きいものであると考えられる。
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