30~50歳代の男女計11名のピアサポーターを対象に、生活実態、健康状態、QOLについてデータ収集を実施した。GHQ-28は、身体的症状は、平均2.0点、不安と不眠は平 均2.4点、社会的活動障害は0.9点、うつ傾向は平均0.9点であった。各項目とも健康上に何等かの問題ありと認められる者はなかった。SF-36の下位尺度の全体的健康感について、国民標準値50点との比較を行い、平均48.1点であった。聞き取り調査により、ピアサポート活動に伴う受診行動や食行動などの生活上に困難な状況はなく、ピアサポート活動実施による自己肯定感の獲得と継続するために自身で生活調整を実施している実態が得られた。
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