若年女性へのグループインタビューから、乳癌と遺伝性乳癌の認識において異なる要素があること、及び遺伝性腫瘍を専門領域とする遺伝カウンセラーのインタビューから、未発症・若年女性に対する遺伝カウンセリングにおける態度が明らかとなった。また、疾患認識を客観的に評価するため日本語版IPQ-RH(the Revised Illness Perception Questionnaire for healthy people)尺度を完成させ、信頼性・妥当性を検証した。 さらに、若年女性への遺伝性乳癌教育を効果的に実施するため、方策(実施場所・頻度・内容)及び効果検証方法について、有識者会議を実施し策定した。
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