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2021 年度 研究成果報告書

幼児期の遊びにおける学習プロセスの構造化に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K18056
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育心理学
子ども学(子ども環境学)
研究機関高崎健康福祉大学

研究代表者

内田 祥子  高崎健康福祉大学, 人間発達学部, 准教授 (60461696)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
キーワード幼児 / 遊び / Listening pedagogy / プレイショップ / レッジョ・インスパイア―ド / 構造化
研究成果の概要

本研究は,スウェーデンの幼児教育における,学習者側の理解や能動的な意味形成を重視し,それを引き出すには教師による介入が欠かせないと考えるアプローチの理論的枠組みを整理し、日本の幼児教育における展開可能性を検討することを目的とした。文献検討を通じて、Listening pedagogyの中心的概念であるドキュメンテーションにかんする理論的整理をおこない、日本の幼児教育における位置づけとの差異を明らかにした。また、日本の保育施設における実践研究を通じて、日本の文脈に依拠したアプローチの展開を検討した。

自由記述の分野

発達心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年は、国際的な幼児教育において均質化や就学準備性を高める傾向が強まっている。このような状況のなかで、多様性や複雑性は捨象されやすい。プレイショップと呼ばれる実践研究サイトでの検証を通じて、子どもの権利や民主性を中心に据えた幼児教育アプローチの展開可能性を、日本の幼児教育の文脈に位置付けながら、理論的のみならず実践的に検証した点に本研究の意義がある。

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公開日: 2023-01-30  

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