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2018 年度 研究成果報告書

遺伝子転写活性とゲノム三次元構造の経時的同時計測による発現制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K18363
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 薬理学一般
解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

有吉 哲郎  国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (00782103)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワードRNA / 技術開発 / イメージング
研究成果の概要

研究代表者の開発した発蛍光性RNA・Romanescoを用いたライブセルRNAイメージングの感度を大幅に向上させることに成功し、内在性遺伝子転写活性の蛍光イメージングによる可視化を達成した。刺激に応じた転写活性化を単一細胞の解像度で解析することを可能にし、これまで細胞集団レベルで発生することが知られていた周期的な転写活性化が単一細胞レベルでも起こっていることを初めて見出した。DNA構造を可視化する蛍光プローブとの同時イメージングにより、ゲノム構造と転写活性の同時イメージングを達成した。

自由記述の分野

分子生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により遺伝子の発現が一つ一つの細胞の中でどのように変化していくのか計測できる技術基盤が確立された。細胞ごとの遺伝子発現の違いは人体を始めとする複雑な生命構造を形作る基盤となるメカニズムであるので、今後本研究成果の応用により幅広い生命科学分野で様々な発見が生み出されるであろうと期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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