100GHzの間隔で波長の異なる複数の光波を生成し合波することで100GHz繰り返しの光パルス列を抽出した。具体的には半導体レーザからの連続光を共振型光位相変調器を用いて光コムを発生しそこから波長選択スイッチを用いて5光波を選択する手法を確立した。次に100GHzの倍数の繰り返しパルス列を生成するため、100GHzのパルス列を複数光路に分岐し、それぞれに遅延を施して再び合波して時間多重を行う方法を確立した。本方法で200GHz繰り返しパルス列を実現し、さらに光電変換後のパルス波形のなまりの原因である光電変換器の周波数特性を、もとの光波間の強度のバランスを調整することで補償できることを見出した。
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