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2018 年度 研究成果報告書

mTOR栄養シグナルを標的とした老化・がん化制御

研究課題

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研究課題/領域番号 17K19596
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 腫瘍学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

岡田 雅人  大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10177058)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2019-03-31
キーワード栄養シグナル / 老化 / がん化 / 健康寿命 / mTOR / シグナル伝達
研究成果の概要

がんの進展を抑止するためには、がん細胞の活発な成長や増殖を支える細胞の栄養シグナルを制御する必要がある。本研究では、細胞の成長や代謝調節の制御を担うシグナル分子mTORC1に注目し、その活性を制御することによりがん進展および細胞老化を抑制する新規薬剤の開発を目指して、mTORC1の活性制御因子の分子構造に基づく制御機構の解明と新たな制御領域の探索を行った。

自由記述の分野

腫瘍生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本邦では、高齢化が進むにつれて医療費などが増大するなど様々な社会問題が生じ、健康寿命の延伸が重要課題となってきている。また、健康寿命の延伸を阻む重大な要因として「がん」の罹患率も上昇し続けている。がんの発症は老化と密接に関わることから、それを抑止するためには、細胞の栄養状態に応じて代謝や細胞増殖、ひいては老化や寿命を調節するシグナル分子をコントロールすることが重要となる。本研究では、栄養シグナル分子mTORの調節機構を分子レベルで解析し、その働きを抑制する新規薬剤の標的候補部位を明らかにした。

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公開日: 2020-03-30  

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