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2022 年度 研究成果報告書

知的環境適応型VLSI基盤技術の構築と高信頼脳型LSIシステムへの応用展開

研究課題

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研究課題/領域番号 17KK0001
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 人工物システムの強化
研究機関東北大学

研究代表者

夏井 雅典  東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (10402661)

研究期間 (年度) 2017 – 2022
キーワード集積回路 / 不揮発素子 / IoT / 高信頼化 / 脳型LSI
研究成果の概要

本研究では,脳の情報処理過程における学習・記憶,超並列,自律分散といった原理に基づく柔軟かつ複雑な処理をハードウェアアルゴリズムとして実装することにより,高次の処理を極めてコンパクトなシステム構成で実現することを目標とした研究を行った.脳の可塑性(環境適応性)と呼ばれる機能にヒントを得,従来の延長上にない知的環境適応型新概念LSI基盤技術の構築を推進した.IoT応用を念頭に置いた各種回路設計と評価を通し,提案技術の有効性を実証した.

自由記述の分野

集積回路設計技術

研究成果の学術的意義や社会的意義

情報科学技術の一層の進展に伴い,VLSIが果たす役割がより人間の生活に密着したものになっていくことは想像に難くない.本研究によって得られた成果は,人間に与えられた役割をこなす単なる道具としてではなく,人間の脳において行われるようなより高次の情報処理を可能とする次世代VLSIの実現を促すものであるとともに,限界を迎えつつあると考えられてきたVLSI設計におけるパラダイムシフトを現実のものとし,VLSI設計技術を含む次世代の科学・産業技術の重要な礎となる成果であるといえる.

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公開日: 2024-01-30   更新日: 2025-01-30  

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