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2023 年度 研究成果報告書

pDNAの高次構造制御を基盤とする構造化遺伝子キャリアの機能展開と学理創出

研究課題

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研究課題/領域番号 17KK0102
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2018-2023)
東京大学 (2017)

研究代表者

長田 健介  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部, グループリーダー (10396947)

研究期間 (年度) 2018 – 2023
キーワード薬物送達システム / 非ウイルス性遺伝子デリバリーシステム / 非ウイルス性遺伝子デリバリーシステム / ポリイオンコンプレックス / DNA凝縮 / 核酸医薬
研究成果の概要

本研究では、DNAと正電荷性高分子からなる複合体の高次構造制御とそれを遺伝子ベクターとして医療応用しようとする基研究を、国際共同研究によって、実用化に向けて進展させること、高次構造形成の基礎学術を深化させること、そして新たな核酸治療システムを構築することを目指している。この取り組みは、循環器疾患に対する遺伝子治療の国際共同研究に発展するとともに、がんに対する核酸治療法の開発、疾患を診断するナノMRI造影剤、さらには生体内を測るナノ量子計測システムの開発に進展している。

自由記述の分野

薬物送達学

研究成果の学術的意義や社会的意義

生体の恒常性は遺伝子発現の精密な調節によって保たれており、恒常性の乱れが疾患に関与している。核酸治療は、遺伝子発現を制御することで疾患治療を試みるもので、難治性疾患に対する革新的治療法として期待が寄せられている。この実現には、確実な核酸デリバリーシステムが開発されること、そして研究段階から前臨床開発、臨床応用に至るまでの医薬品開発プロセスを迅速に進めるためのトランスレーション研究と体制の整備が必要である。これら各問題を国際共同研究によって突破しようとする本研究の成果は、核酸治療の開発プロセスをより確実なものとし、社会実装に向けた研究開発を加速するという意義がある。

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公開日: 2025-01-30  

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