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2019 年度 研究成果報告書

体内時計の乱れと母体胎盤炎症反応の関係

研究課題

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研究課題/領域番号 17KT0129
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 複雑系疾病論
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

梅村 康浩  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40612734)

研究期間 (年度) 2017-07-18 – 2020-03-31
キーワード体内時計 / 炎症
研究成果の概要

マウスの飼育環境の光条件を頻繁に変更して、マウスの活動時間を変える条件での飼育を行った。各条件での飼育を長期間飼育した結果、光同調ができないような光条件では、早期死亡個体が多く、寿命の短縮傾向が見られた以前の研究室で得られた結果と一致した。これらのマウスでは、体内時計のリズム障害が顕著に起こっていることを確認することができた。これらのマウスの肝臓と腎臓において、老化促進や慢性炎症を示す所見が得られた。これらはシフトワーカーの健康問題としてあげられる様々な疾患と相関があることが知られているおり、全身性の病態を引き起こす病因として成立するのか今後さらに検討する。

自由記述の分野

時間生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

体内時計は、生命維持に必須の生理機能である。その体内時計と社会リズムとの間の齟齬が、様々な健康問題を引き起こしている。本研究では、マウスの飼育環境の光条件を頻繁に変更して、マウスの活動時間を変える条件での飼育を行った。各条件での飼育を長期間飼育した結果、光同調ができないような光条件では、早期死亡個体が多く、寿命の短縮傾向が見られた。これらのマウスの肝臓と腎臓において、老化促進や慢性炎症を示す所見が得られた。これらはシフトワーカーの健康問題としてあげられる様々な疾患と相関があることが知られているおり、全身性の病態を引き起こす病因として成立するのか今後さらに検討する。

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公開日: 2021-02-19  

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