研究課題
特定領域研究
大規模集積回路に搭載可能な室温動作IV族系量子デバイスの実現のためには、ナノメートルオーダ寸法の高Ge比率IV族系ヘテロ構造・界面形成を原子精度で制御する技術が重要である。このことから、本研究では、ECRプラズマCVD法によりIV族系ナノメートルオーダ薄膜形成やドーピングを原子層制御する技術の確立を目指して、低エネルギーECRプラズマ照射下での表面反応を制御し、表面及びヘテロ界面が原子レベルで平坦かつ急峻に制御された原子層制御プラズマプロセスを構築する。同時にIV族系量子デバイス製作と特性評価を行い、室温での量子効果特性の制御と高性能化のための指針を得るとともに、バルク状態とは異なるナノメートルオーダ構造特有の電子・光物性を探索し、IV族系半導体ナノエレクトロニクスの継続的発展に資することを目指す。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
Solid State Electron accepted
Thin Solid Films Vol.517
ページ: 10-13
ページ: 110-112
Semicond. Sci. Technol. Vol.22, No.1
ページ: S42-S45
http://alice.xtal.nagoya-u.ac.jp/post_scaling/