研究課題/領域番号 |
18201033
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
今村 文彦 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40213243)
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研究分担者 |
箕浦 幸治 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10133852)
宮城 豊彦 東北学院大学, 教養学部, 教授 (00137580)
松本 秀明 東北学院大学, 教養学部, 教授 (30173909)
越村 俊一 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (50360847)
牧 紀男 京都大学, 防災研究所, 准教授 (40283642)
高橋 智幸 関西大学, 社会安全学部, 教授 (40261599)
後藤 和久 千葉工業大学, 惑星探査研究センター, 上級研究員 (10376543)
小岩 直人 弘前大学, 教育学部, 准教授 (70296002)
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連携研究者 |
菅原 大助 東北大学, 大学院・理学研究科, GCOE研究員
柳沢 英明 東電設計株式式会社, 社会基盤, 社員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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キーワード | 沿岸環境インパクト / 普及・復興 / 回復 / 津波堆積物 / 被害推定 / マングローブ |
研究概要 |
2004年インド洋津波の実態調査を元に,沿岸環境も含めた総合的な減災を目指す新しい津波工学の分野を模索した.被災後5年間のフィールド調査結果を基に,Fragility関数を用いた津波被害推定手法の提案,流れによる漂流物や土砂移動の実態と予測モデル,さらには,マングローブなどの植生による減災効果とその限界,最後に,浸食や堆積などの地形変化も含めた沿岸環境へのインパクトと回復過程の状況を定量的に検討する事が出来た.被害実態や推定に基づく復旧・復興の視点を含めたこれらの成果は,低頻度大被害をもたらせる津波への備えや軽減技術に活かされると期待できる.
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