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2006 年度 実績報告書

北東アジアにおける「記憶」と歴史認識に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18202014
研究機関千葉大学

研究代表者

三宅 明正  千葉大学, 文学部, 教授 (30174139)

研究分担者 趙 景達  千葉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (70188499)
山田 賢  千葉大学, 文学部, 教授 (90230482)
中川 裕  千葉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (50172276)
三浦 佑之  千葉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (90104091)
渋谷 望  千葉大学, 文学部, 助教授 (30277800)
キーワードナショナリズム / 記憶 / 口承 / 表象
研究概要

18年度には以下3つの作業を実施した。
1)研究組織の立ち上げ。本研究の特色である学際性をいかしつつ緊密な共同研究を実施すべく、全体を「ナショナリズムと歴史の記憶」(A班)、「生活基層世界と口承の歴史」(B班)、「集合的記憶の生成に関する比較史的、理論的考察」(C班)、「表象(イメージ)と文字(出版)による記憶の継承」(D班)の4つの研究班に分けて組織し、A班を統括総括班として、各班単位での活動を開始した。その上で、研究メンバー、ならびに関連テーマでの外部研究者を招いての研究会を、18年6月以降、ほぼ毎月開催した。これらの研究会のうち主要なものについては、報告概要を含めて、新たに開設したホームページに掲載されている。ウエブサイトは次の通り。http://www.history.l.chiba-u.jp/^northeastasia/
2)北東アジアの国々、ならびに関連資料を有する諸外国機関、日本国内の機関や集落、遺跡などへの実地調査を開始し、18年度には、台湾、アメリカ、島根、鹿児島といった地域でそれらを実施した。このうち台湾とアメリカでは文書館での史料調査を実施し、日本国内では、今回は民俗的なフィールド・ワークに取り組んだ。
3)本研究グループのメンバーは、本テーマに直接にかかわる分野ですでに研究を積み重ねてきており、それらのうち成果として一定の水準に達しているものの公開を開始した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] A Historical Relationship of Japanese hashi 'chopsticks' and Ainu pasuy.2007

    • 著者名/発表者名
      NAKAGAWA, Hiroshi
    • 雑誌名

      人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 141

      ページ: 12-26

  • [雑誌論文] 清末湖南の反キリスト教運動と「正しさ」の系譜2006

    • 著者名/発表者名
      山田賢
    • 雑誌名

      アジア民衆史研究 11

      ページ: 22-33

    • 査読あり
  • [雑誌論文] アジア史研究からみた丸山政治思想史学2006

    • 著者名/発表者名
      趙景達
    • 雑誌名

      未来 479

      ページ: 15-20

  • [図書] 古事記のひみつ2007

    • 著者名/発表者名
      三浦佑之
    • 総ページ数
      220
    • 出版者
      吉川弘文館
  • [図書] 冷戦下の社会科学と社会学--近代化論を中心に(田中耕一・荻野昌弘編『社会調査と権力--<社会的なもの>の危機と社会学』)2007

    • 著者名/発表者名
      渋谷望
    • 総ページ数
      161-181
    • 出版者
      世界思想社
  • [図書] 認知社会学の構想2006

    • 著者名/発表者名
      片桐雅隆
    • 総ページ数
      246
    • 出版者
      世界思想社
  • [図書] 認知社会学の構想2006

    • 著者名/発表者名
      三宅明正
    • 総ページ数
      246
    • 出版者
      慶應義塾大学出版会

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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