研究課題/領域番号 |
18202014
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
三宅 明正 千葉大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (30174139)
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研究分担者 |
中川 裕 千葉大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (50172276)
菅原 憲二 千葉大学, 文学部, 教授 (00162850)
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キーワード | グローバル化 / 比較歴史学 / 記憶 / ナショナリズム / 北東アジア |
研究概要 |
21年度には以下の作業を実施した。 1)前年度同様、本研究の特色である学際性をいかしつつ緊密な共同研究を実施するために、全員を「ナショナリズムと歴史の記憶」(A班)、「生活基層世界と口承の歴史」(B班)、「集合的記憶の生成に関する比較史的、理論的考察」(C班)、「表象(イメージ)と文字(出版)による記憶の継承」(D班)の4つの研究班に分けて組織し、A班を統括総括班として、各班単位での活動を実施した。その上で、研究メンバーによる研究会を、定期的に開催した。これらの作業を通して、班ごとの進捗状況を確認するとともに、全体としての推進をはかった。 2)関連資料を有する機関や集落などへの実地調査を、21年度には、徳島、北海道、沖縄で実施した。この作業を通して、日本国内における集合的記憶の地域的な特性の多様性の解明に努めた。 3)最終年度であるので、総括的な国際シンポジウムを開催した。ゲストスピーカーは韓国、中国、アメリカから招いた。 4)4年間を通しての最終的な研究成果報告書を冊子体で作成し、日本内外の関連研究者に送付した。
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