研究概要 |
ガス絶縁媒体を用いたパワー半導体デバイスの450℃までの高温・高電圧(1.2kV)環境でのパッケージ手法を提案し,ガスの種類,圧力,それらの放電基礎的特性の実験調査およびパッケージ試作を行った。SiC(シリコンカーバイド)インバータ開発を行いモータ駆動に成功し,600W級の電気自動車システムに搭載し動作することを示した。光学的検出,電磁波検出を用いたインバータサージにおける部分放電自動計測システムを構築した。本システムを用いて,相対湿度は部分放電開始電圧に影響する最も大きな要因であることを明らかにした。
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