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2007 年度 実績報告書

日本とアメリカの算数科「授業研究」による授業力向上に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18300266
研究機関山梨大学

研究代表者

中村 享史  山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (70303394)

研究分担者 吉川 行雄  山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (50281910)
藤井 斉亮  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60199289)
田端 輝彦  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (80344745)
中野 博之  弘前大学, 教育学部, 准教授 (30400120)
キーワード数学教育 / 授業研究 / 国際比較 / アメリカ
研究概要

本研究の目的は日本とアメリカの算数科授業の改善と教師の授業力の向上のための「授業研究」の実際とその効果について明らかにすることである。
今年度は、日本の算数科授業研究会にアメリカの教師が参加し、日本の授業や協議会についての意見交換をした。山梨県甲府市立石田小学校で平成19年6月29日から7月3日までの期間、アメリカの研究者、教師の21名が訪れて、算数科の授業の参観、協議会に出席した。そこでは、2年生に行われた算数科の授業についての意見交換が行われ、教材の見方、子どもの意見の解釈などの共通性・相違性について日米教師の考えが明らかになった。
次に、山梨県内での授業研究会に参加し、授業の記録、協議会の記録をテキスト化した。対象となった授業実践が行われた学校は、次のものである。甲府市立石田小学校、市川三郷町立石川小学校、山梨大学附属小学校、山梨大学附属中学校の4校である。
また、各地で行われた公開授業研究会に参加し、教師の授業力向上についての資料を収集した。授業参観した学校は、笛吹市立富士見小学校、南アルプス市立甲西中学校、中央市立田富北小学校、品川区立京陽小学校、世田谷区立給田小学校、品川区立久原小学校、野々市町立富陽小学校、東京学芸大学附属竹早小学校の9校である。
アメリカの授業については、平成20年2月にニュージャージ州を中心に3校の小学校を訪れ、授業参観と協議会に参加し、教師の授業力向上についての資料を収集した。授業参観した学校は、Paterson Public School No.2、George Washington Elementary School、Wyoming Schoolである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 授業研究による「学び合う算数」の授業2008

    • 著者名/発表者名
      中村享史
    • 雑誌名

      楽しい算数の授業 282号

      ページ: 66-68

  • [図書] 算数科授業研究DVD 数学的な思考力・表現力を育てる授業 1-5巻2008

    • 著者名/発表者名
      中村享史
    • 出版者
      ジャパンライム

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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