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2006 年度 実績報告書

eラーニングを利用した授業可視化方法論の実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18300290
研究機関福井県立大学

研究代表者

山川 修  福井県立大学, 情報センター, 教授 (90230325)

研究分担者 菊沢 正裕  福井県立大学, 情報センター, 教授 (50144340)
田中 武之  福井県立大学, 情報センター, 助教授 (10244526)
安武 公一  広島大学, 大学院・社会科学研究科, 講師 (80263664)
井上 仁  九州大学, 情報基盤センター, 講師 (70232551)
多川 孝央  九州大学, 情報基盤センター, 助手 (70304764)
キーワード授業の可視化 / 学習データ / 学習履歴 / ログデータ / eラーニング / プラットフォーム
研究概要

本年度は,「可視化項目の解明」.「可視化プラットフォームの設計」,「研究成果の発表」を行った.可視化項目の解明では,従来までに実施されていたコンテンツ閲覧時間分析に加え,オンラインテストの受験パターン分析を行った.この結果,本学で実施しているような,1週間程度の期間の中で,最大5回まで受験可能なオンラインテストにおいては,学生の受験パターンが4グループに分かれることが判明した.また,これらの受験パターンは,2005年度に実施した4回のオンラインテストを分析した結果,テスト問題の難度など外部要因によりある程度変動はあるが,同じ学生は同じ受験パターンのグループに留まりやすい傾向が見られることがわかった.
研究計画調書では,各CMSに対応したインターフェースモジュールを作り,そこに汎用の可視化モジュールをつくりこむというデザインを考えていたが,今後,CMSを利用した授業の可視化が盛んになることを目指すと,これらをバラバラのモジュールとしてつくるより,一つのプラットフォームシステムの上でアセンブルしたほうが,統一性がとれ,使いやすいシステムになるであろうと考え,可視化プラットフォームのためのグランドデザインを考案した.
これら,本年度の成果は,国内では,日本教育工学会全国大会の課題研究として採択され,また,情報処理学会のCMS研究会においても発表した.国際学会としては,e-Learn2006とWBE2007において発表を行い,欧州で同傾向の研究を行っている研究者と有益な意見交換ができた.

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] DESIGN CONCEPT OF A COURSE VISUALIZATION PLATFORM2007

    • 著者名/発表者名
      Osamu Yamakawa
    • 雑誌名

      Proceedings of the Sixth IASTED International Conference WEB-BASED EDUCATION

      ページ: 499-504

  • [雑誌論文] AN ANALYSIS OF A COMMUNICATION NETWORK STRUCTURE ON BBS IN A E-LEARNING COURSE2007

    • 著者名/発表者名
      Koidhi Yasutake
    • 雑誌名

      Proceedings of the Sixth IASTED International Conference WEB-BASED EDUCATION

      ページ: 149-152

  • [雑誌論文] 学習データを利用したオンラインテストにおける受験行動分析2006

    • 著者名/発表者名
      山川 修
    • 雑誌名

      日本教育工学会第22回全国大会講演論文集(課題研究)

      ページ: 73-76

  • [雑誌論文] A practical Procedure of Course Visualization2006

    • 著者名/発表者名
      Osamu Yamakawa
    • 雑誌名

      Proceedings of E-Learn 2006 (World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, & Higher Education)

      ページ: 317-322

  • [雑誌論文] The Method and Role of CBT in a Classroom Lecture of Higher Education2006

    • 著者名/発表者名
      Masahiro Kikuaswa
    • 雑誌名

      Proceedings of E-Learn 2006 (World Conference on E-Learning in Corporate, Government, Healthcare, & Higher Education)

      ページ: 661-666

  • [雑誌論文] 授業可視化プラットフォームの設計2006

    • 著者名/発表者名
      山川 修
    • 雑誌名

      情報処理学会研究会報告(第4回CMS研究会)

      ページ: 99-104

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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