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2007 年度 実績報告書

eラーニングを利用した授業可視化方法論の実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18300290
研究機関福井県立大学

研究代表者

山川 修  福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (90230325)

研究分担者 菊沢 正裕  福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (50144340)
田中 武之  福井県立大学, 学術教養センター, 准教授 (10244526)
安武 公一  広島大学, 大学院・社会科学研究科, 講師 (80263664)
井上 仁  九州大学, 情報基盤研究開発センター, 講師 (70232551)
多川 孝央  九州大学, 情報基盤研究開発センター, 助教 (70304764)
キーワード可視化シンポジウム / 複雑系ネットワーク / リッチクラブ現象 / スモールワールド性 / 項目応答理論 / 学習モジュールの知識度
研究概要

本年度は,「可視化項目の解明」,「可視化シンポジウムの開催」および「研究成果の発表」を行った.可視化項目の解明では,複雑系ネットワーク理論を使った協調学習における人と言葉のネットワーク構造の可視化を行った結果,協調学習における人のネットワーク構造は,リッチクラブ現象やスモールワールド性が観察された.また,このとき交わされる言葉のネットワークにおいても,スモールワールド性が観察された.また,項目応答理論(IRT)で測定した学生の基礎的なコンピュータ利用能力と合致するように,学習モジュールの「知識度」を可視化した.実用化にはまだ課題があるが,この教材の知識度の可視化は担当教員のセンスと大きく違っているところは無い.
eラーニングを利用した可視化の活動を活性化するために「可視化シンポジウム」を開催した.データマイニング,学習科学,複雑系ネットワーク,可視化プラットフォームという視点からシンポジストに可視化に関する講演をお願いしたが,日本国内から約50名が集まり活発な議論が展開し,今後の可視化の広がりが期待できる.
研究成果の発表は国内では日本教育工学会全国大会,同研究会,WebCT研究会,国際学会では,ITHET2007,e-Learn2007,WBE2008において関連発表を行った.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] KNOWLEDGE DEGREE OF LEARNING MODULES CORRESP ONDING TO THE IRT SCORE2008

    • 著者名/発表者名
      Osamu Yamakawa
    • 雑誌名

      Proceedings of the Seventh IASTED International Conference on WEB-BASED EDUCATION

      ページ: 155,159

    • 査読あり
  • [雑誌論文] e-Learning学習環境において形成されるコミュニケーション・ネットワークの構造的な特性を分析する試み2007

    • 著者名/発表者名
      安武 公一
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌 31

      ページ: 359,371

    • 査読あり
  • [雑誌論文] An Analysis of a Keyword Network Structure in Online-Discussion in E-Learning Courses2007

    • 著者名/発表者名
      Takahiro Tagawa
    • 雑誌名

      Proceedings of E-Learn 2007

      ページ: 6572,6578

    • 査読あり
  • [学会発表] 項目応答理論とニューラルテスト理論の比較研究2007

    • 著者名/発表者名
      山川修,荘島宏二郎
    • 学会等名
      日本教育工学会研究会
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      2007-12-22

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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