研究課題
基盤研究(B)
ファインマンーカッツ汎関数の可積分性(gaugeability)の問題は、 シュレディンガー作用素に対する劣臨界性、すなわち、正値グリーン関数の存在や正値解の存在と関連する問題で, ポテンシャルが無い場合にはマルコフ過程の再帰性、非再帰性の判定と同値な問題である。従来の研究で、加藤クラスの測度をポテンシャルにもつファインマンーカッツ汎関数が可積分であるための必要十分条件を得たが、対称マルコフ過程、の解析、特に大偏差原理への応用を目指す。
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