研究課題/領域番号 |
18390607
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
|
研究機関 | 聖路加看護大学 |
研究代表者 |
梶井 文子 聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (40349171)
|
研究分担者 |
亀井 知子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (80238443)
新野 直明 桜美林大学, 国際学研究科, 教授 (40201686)
神山 裕美 山梨県立大学, 人間福祉学部, 准教授 (80339473)
糸井 和佳 横浜市立大学, 看護学部, 助教 (30453658)
|
連携研究者 |
山本 由子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教 (00550766)
杉本 知子 神奈川県立保健福祉大学, 看護学部, 講師 (00314922)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2009
|
キーワード | 認知症 / 高齢者 / 学際的チームアプローチ / 評価システム / ケアの質 |
研究概要 |
本研究は、認知症高齢者のケアを行う多職種ケアチームメンバー(専門職等)が、インターネットシステムを利用し、自らのチームアプローチを継続的に評価できるシステム「認知症高齢者の学際的チームアプローチのケアの質評価Webシステム(以下、Webシステムとする)」を開発し、その評価システムの効果を検討することを目的とした。 在宅認知症高齢者(以下、利用者)19名と介護者(家族)、専門職種50名のWebシステム使用前と6ヶ月後の以下の項目変化を明らかにした結果、各利用者の専門職問内の学際的チームアプローチ実践評価尺度(32-128点)は、ケアプロセスと実践度が有意に得点の増加が認められた。利用者のBPSDの頻度(DBD尺度:28-112点)は、有意に頻度の減少が認められた。Webシステム最使用頻度者のケアマネジャーの意見は、他職種からの利用者の評価状況の確認ができ、利用者への理解の促進や、サービス計画の修正に有効に活用できたという意見が多かった。本システムを利用することにより、多職種ケアに必要な利用者の多角的な理解やサービスの質の向上に有効であることが示唆された。
|