研究課題
基盤研究(C)
スポ-ツ領域の「才能」は生得的な遺伝的要因によるのではなく練習と指導の過程を経て獲得されるものである点を解明することが本研究の目的である。研究の結果, 指導者による練習の意識的な場づくり, 指導者・家族・仲間等による選手の自立化を促すかかわり, 及び選手の熟達化過程に応じ基礎的な技能から応用的な技能, 更には選手の個性に応じた技能の創造に至るまで幅広く展開される指導的な作用, が才能育成において重要な役割を果たしている点が明らかとなった。
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