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2008 年度 実績報告書

自律学習を基盤とした個別対応型日本語授業の基礎的研究および実践モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18520412
研究機関桜美林大学

研究代表者

齋藤 伸子  桜美林大学, 言語学系, 准教授 (90337890)

キーワード日本語教育 / 自律学習 / 教師 / 学習者 / 自律
研究概要

本年度はこれまでの実践結果を踏まえ、以下の2つの目的をかかげて研究を行った。
(1)本科研においてこれまでに得られた研究結果をまとめ、多様な日本語教育現場において自律学習が実践されることを目指して汎用的な実践モデルを構築すること。
(2)前記(1)で得られた結論を記述し、研究成果をまとめること。
具体的には、本年度の計画にしたがって以下のことを行った。
自律学習を基盤とした個別対応型授業がはじまった平成15年から現在までの実践の内容や実践にかかわる会議の議事録を時系列に並べ、年表としてまとめた。当授業にかかわる教師のほぼ全員を対象に、インタビュー調査を行い、結果を分析した。自律学習を基盤とした個別対応型授業の実践から生じてきたと思われる、自律学習を基盤としたさまざまな形の実践について、実践者自身が分析して結果をまとめた。
学内の研究協力者および実践にかかわる教員による研究会を3回実施し、本実践における自律学習の定義を実践者自身が見直し、共有する試みを行った。さらに、学内外の研究者を対象とした公開研究会を1回開催し、平成15年度から現在までの実践記録の年表をポスターとして発表して、これをもとに参加者とディスカッションを行った。また、「自律・自律学習・自律的な学習」という3つの視点に分けて実践を分析した。
これまでに得られた調査結果、研究成果、実践内容をまとめて、本実践の所属するプログラムのウエブサイト上に順次公開している。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 自律を促す日本語学習-プログラムの「実践年表」から見える支援のあり方-2009

    • 著者名/発表者名
      齋藤伸子, 鈴木理子
    • 雑誌名

      日本語教育方法研究会誌 Vol. 16 No. 1

      ページ: 32-33

  • [学会発表] 自律を促す日本語学習-プログラムの「実践年表」から見える支援のあり方-2009

    • 著者名/発表者名
      齋藤伸子、鈴木理子
    • 学会等名
      第32回日本語教育方法研究会
    • 発表場所
      神奈川大学
    • 年月日
      2009-03-21
  • [学会発表] 学習者の自律を目指す学習活動-『モンゴルの風』を使って教材を作る2009

    • 著者名/発表者名
      齋藤伸子
    • 学会等名
      オーストリア日本語教師会2009年春研究会
    • 発表場所
      ウィーン大学(オーストリア)
    • 年月日
      2009-02-28
  • [備考] 公開準備中

    • URL

      http://www7.obirin.ac.jp/nihongo/program/ja_autonomy.html

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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