• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 自己評価報告書

帝国日本の阿片と麻薬

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18520522
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関大阪産業大学

研究代表者

桂川 光正  大阪産業大学, 人間環境学部, 教授 (30177422)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード阿片 / 麻薬 / 帝国 / 帝国統治
研究概要

本研究は、以下の三課題を追究することにより、日本の帝国統治の特色・特徴を明らかにし、東アジアにおける帝国日本の位置を明らかにしようとするものである。
(1) 日本の政府、軍部、その他機関が「公式帝国」「非公式帝国」でどのような阿片・麻薬政策を実施し、それが現地の社会や人々の生活にどのような影響を与えたのかを探り、それを通して、日本の帝国統治における阿片麻薬政策の意義を明らかにする。
(2) 阿片・麻薬類の国際管理体制の形成という20世紀初頭から第一次大戦期までの国際的課題に対する日本の対応、及び、国際聯盟を中心とする国際管理の実施過程における日本の役割(あるいは、果たすことが期待されていた役割)を検討し、その意義を明らかにする。
(3) 日本人による中国各地での阿片・麻薬類の密輸や密売の実態を解明し、その意義を明らかにする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 関東州阿片制度の制定と中国商人-関東州の統治を巡る-考察-2008

    • 著者名/発表者名
      桂川光正
    • 雑誌名

      史林 91巻2号

      ページ: 69-94

    • 査読あり
  • [備考] 『京都新聞』「私論公論」(オピニオン・解説欄)2009年4月3日付

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi