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2007 年度 実績報告書

ニュージーランドと日本の社会科における「基礎・基本」に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530683
研究機関筑波大学

研究代表者

井田 仁康  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20203086)

研究分担者 江口 勇治  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (50151973)
佐藤 公  上武大学, 商学部, 講師 (90323229)
キーワードニュージーランド / 社会科教育 / 日本 / 基礎・基本 / 地理教育 / 学習プロセス / 意思認定
研究概要

本研究の目的は,ニュージーランドと日本の社会科の基礎・基本を比較し,それを踏まえて日本の社会科教育に提言していくことである。そのため,本年度は,前年度までの研究成果を踏まえ,スイスでの国際学会においてニュージーランドなどとの比較を意識しながら,日本の社会科教育,とくに地理教育における価値判断・意思決定の学習プロセスについて発表した。この発表では日本の社会科を担当する教員が,社会科特に地理に関して価値判断や意思決定をどのように捉えているかといった質問紙調査の結果に基づき分析したものである。また,公民教育の基礎・基本としては,江口が中学校用に法教育についての著書を公刊した。このように分析した結果を公表するとともに,ニュージーランドへ調査に赴き,ニュージーランドの高校修了のための国家試験問題を入手し,基礎・基本が国家試験でどのように具現化されているかの資料とする。さらに,学校で地域の素材をどのように教材化し,社会科の基礎・基本として抽象化していくのかということについて,ニュージーランド,テ・アナウで小学校,中・高等学校で聞き取り調査を行い,関連したカリキュラムを収集した。テ・アナウはエコ・ツーリズムの中心地で,ニュージーランド社会科のキーワードである環境,ツーリズムを地域で教材かできる代表的な地域として位置付けられる。また,台湾でも同様に,社会科に関するカリキュラムを収集し,比較のための資料とした。このように,計画通りに研究が進められ,成果も公表している。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Complexities of environmental educatior and the role of teaching.2007

    • 著者名/発表者名
      IDA, Yoshiyasu, MIYAZAK Sauri
    • 雑誌名

      Geographiedidaktische Forschungen 42

      ページ: 199-202

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 次世代へ伝える地理教育(座談会)2007

    • 著者名/発表者名
      井田仁康・志村喬, 他2名
    • 雑誌名

      地理月報 500号

      ページ: 1-19

  • [雑誌論文] 国際地理オリンビック日本参加までの軌跡と課題2007

    • 著者名/発表者名
      井田 仁康
    • 雑誌名

      歴史と地理 608号

      ページ: 10-17

  • [学会発表] Difficult of Environmental education and the issaetoword sustaihablt development of Japan2007

    • 著者名/発表者名
      IDA, Toshiyasn
    • 学会等名
      Interational Geographical Union Commission on Geographical Education 2007 Regional Synposium
    • 発表場所
      University of Central Switzerland, Lucerne
    • 年月日
      2007-07-30
  • [図書] 「法教育」Q&A7-7 中学校編2008

    • 著者名/発表者名
      江口勇治・渥美利文
    • 総ページ数
      99
    • 出版者
      明治図書

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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