研究課題
基盤研究(C)
保型形式のモジュラーサイクル上の周期を保型表現論、特にテータ対応を用いて研究した。テータ対応の基盤となるのは局所簡約dual pairの間の局所テータ対応だが、実ユニタリ群からなるdual pairの間の局所テータ対応の明示的な記述を与えた。また非アルキメデス局所体の場合にも2変数以下のユニタリ群に対して同様な記述を得た。その際に副産物として2変数ユニタリ群の1変数ユニタリ部分群に沿っての局所周期についてのGross-Prasad予想を証明した。またこれを用いて4変数準分裂ユニタリ群上のCAP保型形式と呼ばれる重要な保型形式の族を全て記述した。
すべて 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件)
Proc. National Inst. Math Sci. 3
ページ: 37-47
Journal of the Amer. Math. Soc. 21
ページ: 283-304
RIMS Kokyuroku Bessatsu B7 : Representation Theory and Analysis on Homogeneous Spaces(ed. H. Sekiguchi)
ページ: 57-72
Kyushu Journal of Math. 61
ページ: 35-82
Math. Zeit. 255
ページ: 721-729