研究課題
基盤研究(C)
本研究では、PISOT数およびSALEM数と呼ばれている極値的性質を持った代数的整数の研究を行った.その応用として、公比が自然対数の底eという超越数の場合に等比数列e^nの小数部分に関する評価を著しく改良することに成功した.もう一つのテーマであるMahler測度に関する研究では、新しい結果を得ることはできなかったが、この問題をある連続関数のクラス上の非線形汎関数の極値問題として捉えることができた.
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Journal of Number Theory 130
ページ: 1685-1704