研究課題
基盤研究(C)
対称性を記述するための数学的概念に群というものがある。最近の研究により、これでは扱い切れない対称性の存在が明らかになり、群に代わるものとしてテンソル圏の理論が注目されるようになった。この課題では、このテンソル圏の中でも平面図式による表示が可能な場合に的を絞り、図式の行列表現とテンソル圏の関係について研究を行った。主な成果は、このようにして得られるテンソル圏が単生成元という性質で特徴づけられるという事実である。
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Lett. Math. Phys. 84
ページ: 123-137
J. Math. Soc. Japan 59
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