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2007 年度 実績報告書

二ホウカマグネシウム薄膜等の高電界超伝導高周波加速空洞への応用研究

研究課題

研究課題/領域番号 18540298
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

光延 信二  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器施設, 教授 (50100821)

研究分担者 稲垣 慈見  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器施設, 共同研究員 (40044747)
和気 正芳  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 超伝導低温工学センター, 准教授 (90100916)
斎藤 健治  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器施設, 准教授 (10178478)
甲西 弘  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器施設, 准教授 (00044769)
吉田 光宏  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器施設, 助教 (60391710)
キーワードMgB2 / 超伝導 / 薄膜 / PLD / 超伝導高周波シールド
研究概要

MgB_2は、酸化物高温超伝導体と比較して臨界温度、臨界磁場共に低いため、高温超伝導体発見時ほどには注目を浴びていないようであるが、酸化物高温超電導体にないいくつかの優れた特性を有し、超伝導加速空洞の素材として有望であることが明らかになってきた。我々はNbに続く超伝導加速空洞材料としてMgB2が期待できると考え、加速空洞への応用に焦点を絞り、
(i)Pulsed Laser Deposition(PLD)により金属基盤上にMgB_2被膜を作製する方法により、そのマイクロ波特性、特に表面抵抗の温度依存性、および電力(マイクロ波磁場)依存性を測定解析し応用可能性を評価しようとするものである。PLD法については我々は、酸化物高温超伝導体、特にYBaCuOにおける経験を基礎として、直径36φ円盤上に臨界温度が39K、16GHzにおける高周波表面抵抗が4.2Kで少なくとも0.1mΩ以下の、MgB_2薄膜を製作しその高周波電力依存性を測定し、高い加速電界達成の可能性を探っている。
Nbに直接MgB_2をPLDにより薄膜を生成し高周波特性の測定を行った。その結果MgB_2薄膜による超伝導薄膜による超伝導体Nbに対する高周波電磁界のシールド効果を発見した。TM空洞に薄膜を付ける試験をおこなった。結果を中国で開かれた超伝導空洞のワークショップ(SRF2007)で発表した。今後高い電磁界の試験を進める必要がある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] MgB2 Thin Films on Nb Cavity by Pulse Laser Deposition2007

    • 著者名/発表者名
      光延 信二, 他
    • 学会等名
      13th International Workshop on RF Superconductivity
    • 発表場所
      中国北京大学
    • 年月日
      2007-10-17

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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