研究課題
基盤研究(C)
これまであまり成功例のなかった後期遷移金属触媒を用いる不斉アルドール反応の研究を行った。Pdにキラル配位子としてBINAPを持つ錯体を合成し、きわめて簡便な反応条件で有効な不斉アルドール反応を進行させることに成功した。キラル配位子としてスパルテインを用いることもできその反応の適応範囲を広げることができた。一方、シリルケテンアセタールを求核剤とする不斉アルドール反応をPtを用いて非常に高効率に達成した。Ptはキラル配位子BINAPをもつキラル2核錯体であった。
すべて 2008 2006
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
Tetrahedron Lett. 49
ページ: 1589-1592
Tetrahedron Lett. 47
ページ: 4453-4456
ページ: 3959-3962