研究課題/領域番号 |
18601001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
玉井 康之 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60227262)
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研究分担者 |
高嶋 幸男 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (70150654)
倉賀野 志郎 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (40113667)
今泉 博 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (20400054)
廣田 健 北海道教育大学, 教育学部, 助教授 (30374755)
二宮 信一 北海道教育大学, 教育学部, 助教授 (80382555)
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キーワード | 総合的な学習 / 調査学習 / 地域教育 / 学習指導 / 心の教育 |
研究概要 |
1年目は、東雲小学校のコミュニティスクールの構想を推進しつつ、同時にそこでの総合的な学習の進め方をとらえてきた。東雲小学校のコミュニティスクールと総合的な学習との関係もおおむね明らかにしてきた。その中で、総合的な学習との関係で、地域づくりを進めてきている実態を明らかにしてきた。 さらに、カリキュラム全体の構造に加えて、一つ一つの地域づくり総合学習や地域住民の学校運営への関わりが、子どもたちの教育活動や人間関係にどのように影響してきたかをとらえている。教育効果をとらえる方法としては、小学生であるため、単純な意識調査だけではとらえられないために、アクションリサーチとして観察参加を進めている。年間を通じて学生をはじめとした観察者が、毎日・毎月の行動様式を記録し、その緩やかな変化の中で、子どもの変化をとらえた。 また学校を中核としたコミュニティスクールとして有名になった新潟県聖籠町のコミュニティスクール構想を調査し、新しいコミュニティスクールの進め方・地域住民との連携方法を段階的に発展させる方法論をとらえた。 また総合的な学習の進め方も、調べ方と分類の方法をいかに進めるかが課題となるのであり、この方法を身に付けておけば、どの地域においても、総合的な学習を進めることができる。このような方法の基本的なストラテジーを明らかにした。
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