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2007 年度 実績報告書

歯科衛生士の技術教育における新しい評価(自己評価・到達評価)プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18653103
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

近藤 圭子  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (20282759)

研究分担者 木下 淳博  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10242207)
遠藤 圭子  東京医科歯科大学, 歯学部, 准教授 (70270915)
吉田 直美  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (50282760)
三浦 佳子  東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 歯科衛生士 (20396972)
吉増 秀實  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (70137933)
キーワード歯科衛生士教育 / シミュレーション / 技術教育 / 評価法 / e-learning
研究概要

本研究は、歯科衛生士教育の中で、特異な専門的技術を修得するための、明確な過程を示すことができるプログラムを作成し、各段階(ステップ)における学生の自己評価と、指導者による評価及びフィードバックを組み合わせることにより、確実な技術を修得するプログラムを開発することを目的とする。
今年度は手用器械によるインスツルメンテーションの基本技術修得の小(基本)プログラムの作成を行った。現在本学ではe-learningシステムを導入し、自学自習のできる体制が整備されてきており、その中でシミュレーション教材は、講義・実習の復習および確認などに活用を開始している。技術教育においても、知識の確認に使用するシミュレーション教材を作成し、学生からの評価も得られてきている。しかし、同じシミュレーションツールを使用し、技術そのものを確認・評価する教材の作成には、いろいろな制約があることが分かった。技術の教材は、シミュレーションシステムを使用しながら同時に実地が行える範囲、すなわち、場所・使用器材・人(一人で行う、複数で行う等)を考慮して作成しなければならない。また、直接指導を行うときと違い、一定のガイドによる技術修得は、各ステップの内容を単純明確にすることが必要である。よって、一連の技術修得をある程度細分化する必要が生じた。それによってインスツルメンテーションの基本になるステップに共通するものがあることが予測された。このことから、当初作成したシナリオを細分化し、新しい基本シナリオの作成を行った。基本シナリオの組み合わせと、新しく作成したシナリオを組み合わせ、基本技術修得の小(基本)プログラムを作成した。また、それを元に教材を作成した。学生の自己評価は、各ステップで実地に確認する内容そのものをあてた評価表を作成した。新学期開始後、実習の進行と並行して、学生による教材の試行と評価を実施する予定である。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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