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2006 年度 実績報告書

緑色脂肪トランスジェニックマウスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18659529
研究機関日本医科大学

研究代表者

百束 比古  日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (00165135)

研究分担者 水野 博司  日本医科大学, 医学部, 助教授 (80343606)
小川 令  日本医科大学, 医学部, 講師 (70398866)
キーワード脂肪 / GFP / トランスジェニックマウス / 遺伝子導入
研究概要

まず脂肪細胞に特異的な発現遺伝子であるPPARG2のcDNAとEGFPの融合遺伝子を作製した。大腸菌へPPARG2遺伝子の導入されたプラスミドを導入し、LB培地で培養後、プラスミドDNAを大量調整した。得られたプラスミドを鋳型とし、プライマーを用いてPPARG2遺伝子を増幅した。得られたPPARG2のPCR生成物を切り出し、TAクローニングを行った。次に、PPARG2遺伝子をベクターを用いてGFPとfusionさせた。ベクターから制限酵素を用いてPPARG2遺伝子を切り出し、GFPの導入されたベクターに挿入し、PPARG2-GFPの融合遺伝子を作製した。次に、この融合遺伝子を細胞にトランスフェクションし、融合遺伝子の発現解析を行った。導入した細胞では、GFPとPPARG2が共に発現していることを蛍光顕微鏡で確認した。さらに、PPARG2-GFPの融合遺伝子を導入した細胞で、RT-PCRを行ったところ、PPARG2,GFP,PPARG+GFPそれぞれの発現が認められた。よって、融合遺伝子が作製された。現在、この融合遺伝子を発現するベクターの構築を行っており、各種細胞での発現を確認中である。ベクターの構築では、PPARG2プロモーターをクローニングし、ベクターへ導入した。ベクターへの導入を確認した後に、Lipofectaminを用いて脂肪細胞に遺伝子を導入、現在、GFPの発現およびPPARG2の発現を確認している段階である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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