• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

大規模コーパスに基づく発信型和英連語辞書の構築に向けて

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18H00693
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関九州大学

研究代表者

内田 諭  九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (20589254)

研究分担者 石井 康毅  成城大学, 社会イノベーション学部, 教授 (70530103)
工藤 洋路  玉川大学, 文学部, 教授 (60509173)
Danny Minn  北九州市立大学, 基盤教育センター, 准教授 (60382412)
ハズウェル クリストファー  九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (90536088)
赤野 一郎  京都外国語大学, 外国語学部, 名誉教授 (50104633)
内田 聖二  奈良大学, その他部局等, 特別研究員 (00108416)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード和英連語辞書 / コロケーション / コーパス / フレーズ
研究成果の概要

本研究の目的は、発信型の和英連語辞書の基盤を構築することである。従来の和英辞書は「単語」を基礎単位として編纂されているが、本研究では「連語」を基礎単位とする。日本語の大規模コーパスから高頻度語の連語を抽出し、用例としての適切なものに修正した上で、日英対訳を実施した。その結果、約16,000フレーズを収録するデータベースを構築し、オンラインで公開した。本オンラインアプリケーションでは、名詞を中心とした約400語の見出し語を格ベースで検索できる「見出し語検索」と、データベースの全文を串刺し検索できる「全文検索」を提供し、ニーズに応じた柔軟な検索ができるようになっている。

自由記述の分野

コーパス言語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的な意義は、辞書学の発展に資するという点である。特に、大規模コーパスを使って「日本語」をベースとして連語を検証したことで、和英辞書における記述のカバー率を劇的に向上することが可能となった。加えて、本研究の成果は英語教育にも有益であるという点で、社会的な意義があると言える。本辞書の連語は「日本語でよくある組み合わせ」であり、学習者がその表現を英語で発信する際に役立つものである。また、見出し語のカテゴリー表示やフレーズのレベル表示によって、英語教師のニーズや学習者のレベルに応じた使用が可能となっている。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi