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2022 年度 研究成果報告書

野性的モチーフ積分論の確立と特異点への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 18H01112
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分11010:代数学関連
研究機関大阪大学 (2020-2022)
東北大学 (2018-2019)

研究代表者

安田 健彦  大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (30507166)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードDeligne-Mumfordスタック / 野性商特異点 / モジュライ空間 / モチーフ積分 / 局所エタール基本群
研究成果の概要

本研究課題では、野性的Deligne-Mumfordスタック、モチーフ積分、野性商特異点など、代数幾何学の特異点に関わる複数のテーマについて理論構築とその応用を行った。主要な成果には、等標数の野性的Deligne-Mumfordスタックへのモチーフ積分の一般化、野性マッカイ対応の証明、形式的トーサーのモジュライ空間の構成、2次元KLT特異点の局所エタール基本群の有限性、およびDeligne-Mumfordスタック上のBatyrev-Manin予想の定式化などが挙げられる。研究成果は複数の国際研究集会で発表した。

自由記述の分野

代数幾何

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題は、代数幾何学の特異点に関わる複数の重要なトピックを対象として、新たな理論構築とその応用を行った。研究成果は、代数幾何学や整数論分野内での知見の拡大につながった。特に、野性的Deligne-Mumfordスタックやモチーフ積分、野性商特異点などの理解を深めることで、それらを用いる先端的な研究の進展が期待される。研究成果はarXiv等のインターネット上で公開され、誰でも見ることができる。また、多くの国際研究集会で発表し、より多くの人に研究成果が伝わるように努めた。多くの国際共同研究を通して、日本の数学研究の水準向上や国際競争力強化に貢献できたと思う。

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公開日: 2024-01-30  

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