研究課題/領域番号 |
18H01315
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17040:固体地球科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
川添 貴章 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 准教授 (40527610)
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研究分担者 |
井上 徹 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 教授 (00291500)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | マントル遷移層 / ウォズリアイト / リングウッダイト / 粘性率 / 応力 / 歪 / 超高圧高温変形実験 / 放射光 |
研究成果の概要 |
大型放射光施設SPring-8において超高圧高温変形実験によりマントル遷移層鉱物の粘性率を測定した。粘性率測定実験は、2018年度から2020年度に計46回行った。この結果、マントル遷移層の粘性率の主要構成鉱物(圧力)・温度・歪速度・含水量依存性を明らかにするためのデータを得た。さらに広島大学地球惑星システム学プログラムに超高圧高温変形実験用の精密加工環境を整備し、マルチアンビル型高温高圧発生装置を導入した。
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自由記述の分野 |
地球惑星内部物質科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マントル遷移層の粘性率は、地球を含む地球型惑星内部の熱的進化と化学的進化を理解する上で、非常に重要である。しかし、マントル遷移層の粘性率は地球物理学的にも地球内部物質科学的にも明らかになっていない。本研究課題では、超高圧高温変形実験によりマントル遷移層鉱物の粘性率を測定した。この結果、マントル遷移層の粘性率の主要構成鉱物(圧力)・温度・歪速度・含水量依存性を明らかにするためのデータを得た。
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