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2021 年度 研究成果報告書

赤外光の資源化のための赤外光応答触媒の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18H01827
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分28030:ナノ材料科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

坂本 雅典  京都大学, 化学研究所, 准教授 (60419463)

研究分担者 田中 晃二  京都大学, 高等研究院, 特任教授 (00029274)
小林 克彰  大阪市立大学, 大学院理学研究科, 特任講師 (30433874)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードナノ粒子 / エネルギー / 光化学 / 赤外光
研究成果の概要

太陽から降り注ぐ熱線(赤外線)は多様な環境問題の原因である一方で、太陽エネルギーのおよそ46%を占める再生可能エネルギーである。本申請では赤外域の太陽光を捕集し、化学エネルギーに変換することが可能なエネルギー変換システムを開発の開発を推進しった。赤外域にLSPRを示すヘビードープ半導体群を赤外光捕集材として用いることで、世界最高効率での赤外光による光触媒水素生成反応(J. Am. Chem. Soc. 2019, 141, 6, 2446)、赤外光で発電する透明な太陽電池の実証(Nat Commun 10, 406 (2019))など様々な意義深い成果が得られた。

自由記述の分野

物理化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

世界最高効率での赤外光による光触媒水素生成反応(J. Am. Chem. Soc. 2019, 141, 6, 2446)、赤外光により駆動する錯体触媒の開発など、様々な意義深い成果が得られた。研究により得られた成果は光触媒だけではなく太陽電池などへの応用も期待できることが明らかになり、社会および産業界からの期待も大きい(Nat Commun 10, 406 (2019))。さらには、本成果を基に大学発ベンチャー(株)OPTMASSが設立され、赤外光利用の研究の社外実装への取り組みも順調に進みつつある。本研究成果は、学術的、社会的の双方において意義深いものである。

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公開日: 2023-01-30  

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