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2021 年度 研究成果報告書

画像診断から動画診断へ ~非線形ラマン散乱による超解像ライブ細胞診の開発~

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02000
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分34020:分析化学関連
研究機関九州大学 (2020-2021)
筑波大学 (2018-2019)

研究代表者

加納 英明  九州大学, 理学研究院, 教授 (70334240)

研究分担者 野口 雅之  筑波大学, 医学医療系, 教授 (00198582)
猪子 誠人  愛知医科大学, 医学部, 講師 (30393127)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードラマン / CARS / 生細胞
研究成果の概要

本研究では、coherent anti-Stokes Raman scattering; CARSを基盤技術として用い、細胞内オルガネラをライブかつ非染色で可視化することで細胞の動画診断を可能とする、新しい細胞診の開発を目的として研究を行った。新規顕微イメージング装置の開発では、世界最速の超広帯域マルチプレックスCARS分光顕微鏡を立ち上げた。また、生細胞の活性を保ったままの顕微イメージングにより、代謝物の選択的可視化とそのタイムラプス測定を実現した。特に褐色脂肪細胞を対象とした研究では、細胞内不飽和脂質を一定に保つ働き(不飽和脂質ホメオスタシス)を持つことを示した。

自由記述の分野

分子分光学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、coherent anti-Stokes Raman scattering (CARS)を基盤技術として用い、細胞内オルガネラをそのままライブで可視化する”動画診断”を可能とする、まったく新しい細胞診の開発を目的として研究を行った。本研究で開発した装置は細胞の活性を維持しながらラベルフリーで細胞内分子を特定できるため、疾患の早期診断などに利用可能であると期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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